フィリピン人と、フィリピン共和国で使われている言語

フィリピン人と、フィリピン共和国で使われている言語

①フィリピンに住む民族、人種の話

フィリピンはかなり多様な人種を抱えています。たくさんの島があり、それぞれの地域に異なる人種が住んでいることもありますので、正確に全てを把握するのは難しいくらいです。全体としては、マレー系の人やタガログ族が大半を占めています。タガログ族は2,500万人を超えているとされ、全人口の4分の1を占めています。また、セブ島やルソン島などの地域には、マレー系の人種であるビサヤ族が住んでいます。言語や習慣はそれぞれのグループで異なります。たとえば、イロカノ語を話すイロカノ族は800万人ほどいるとされていて、タガログ族と並んで大きなグループを形成しています。また、中華系の人たちもいます。全人口の1パーセント程度ですが、福建省出身の人が多く中国の文化を守り中国語を過程で話しています。

 

②フィリピン各地で使われている言語の話

公用語は英語とフィリピン語です。英語はアメリカ英語となっていますが、単語や発音の仕方に置いて若干の違いがあります。しかし、通常のコミュニケーションや仕事上のやり取りには苦労することはないでしょう。フィリピン語はタガログ語を基にして複数の地元の言語をまとめたもので公用語となっていますが、現実的にはタガログ語が様々な場所で使用されています。フィリピン人同士の会話はタガログ語が多く、タガログ語が母語で、英語が公共の場で使われている言語という位置づけになります。フィリピンは多民族国家ですので、地域によって話されている言語も大きく異なります。セブ島などでは、イロカノ語を話す人も多いので、現地の住民同士ではこの言語でのコミュニケーションがメインです。もちろん、現地の言葉が話されているところでも、英語は十分に通じますので、心配することはないでしょう。

 

③一方、仕事で使われている言語

大半のフィリピン人は英語を操りますので、仕事では英語を使えれば十分でしょう。ビジネス上の契約やマニュアルなどは、ほとんど英語で書かれていますので、ビジネス英語ができれば問題ありません。基本的にはアメリカ英語ですが、多少のイントネーションや単語の使い方の違いがあります。最初の内はその変化に戸惑うかもしれませんが、慣れればすぐにその違いを理解できるようになるでしょう。従業員同士の会話などは、タガログで話されていることも多いので、現地のスタッフと仲良くなり、より良いコミュニケーションを取るためにはタガログを覚えると良いでしょう。